ゆきえのチャットレディヒストリー7 CU-SeeMeって知ってる?
「CU-SeeMeって知ってる?」…ってこんなことを書こうものなら、きっと理系の男性からの検索流入がありそうな気がします。
まあ、仕方ないですね。
CU-SeeMeがどんなものかはこの後書きますね。
そんなこんなして小銭を稼いでいた私ですが、パソコンが一般家庭にも普及され始めてきた時代となりました。
とはいっても、現在のノートパソコンのようにスタイリッシュなものではなく、大きいデスクトップのパソコンでディスプレイは昔のブラウン管のテレビのように場所を取るものではありました。
これ読んでる人何度も言いますが、40代が多いですよね。でも40代でも後半じゃないとわかんないかもですね。
私は並行して行っていたデータ入力の仕事の効率化をはかるべく、割りと早めにパソコンの購入をしました。←うそ、ただ単に新しいもの好きだっただけです。
そこで出会ったのが「パソコン通信」、インターネットの前身のようなもので、ニフティサーブというものがとても有名でした。
そのパソコン通信ニフティサーブの中にはいろんな掲示板がありました。
例えばそこで共通の趣味を持つ友達や、メールフレンドなどを見つけるわけです。
うっわ、メールフレンドって何だか久しぶりすぎて新鮮な言葉ですね。
色んな掲示板の中には求人もありました。
その中に「女性の安心アルバイト」という書き込みを見つけました。
よくよく見ると CU-SeeMe を通じて男性とお話ししませんか?という内容。
内容としては今のチャットレデイとほとんど変わらず、会わない、触られないというもので、画面を通じてお話をするというものでした。
まあ安心かなと思ったのですが、一応本人の素性を色々と調べた後でコンタクトを取りました。
ここでCU-SeeMeって何?って思った方多いのではないかと思います。
CU-SeeMeは、コーネル大学の先生が作った、今でいうスカイプやZoomのようなテレビ電話システムです。
当時からこんなものがあったなんて今思えばとても画期的ですよね。
そしてVR(バーーチャルリアリティ)もほんの少しだけ耳にするようになった頃でしたので、男性からしてみたらこの少し変わったシチュエーションは新たな欲を満たすものだったのかもしれないですね。
コンタクトをとった相手は、二人組の理工系大学院生でした。
CU-SeeMeを使って…と考えるだけあって、とてもインテリな雰囲気、でも明るくて楽しい方たちでした。
この2人がどういう広報をして集客したのかはわかりません。
そして男性のお話の相手をする女性は私ひとりがしていたのか、他にもいたのかもわかりません。
ですが、お客様とお話しできる日時を決めて何度かお話をし、報酬を得るということをしました。
正直、画質がどんなだったかってあんまり覚えてはいません。
回数も少なかったので。
確か音声ではなく、テキストでお話ししたんじゃないかなって思います。
これもかなりうろ覚え。
その後私の仕事が忙しくなったりで、ログインのタイミングが合わなくなりCU-SeeMeでのお仕事はフェイドアウトしてしまいましたが、今思えばとても貴重な経験をしたなって思います。