ゆきえのチャットレディヒストリー8~月収7万円・メールレディに登録!私のお名前何だっけ?
パソコンが普及した、となるとやはりパソコンというツールを使って色んなことが発展してきます。
在宅ワークもバイナリファイル といって、今までは一度は対面して原稿をもらったりしていたのが、ファックスで原稿をもらい、バイナリファイルという
インターネットの普及により爆発的に拡がりを見せたのは、何といってもアダルトコンテンツの普及でしょう。
アダルトコンテンツだけでなく、いわゆるこそこそしないといけないもの、恥ずかしさを伴うものも同じように を見せました。例えば増毛や などがその類いです。
そして、いままで紙媒体だった求人情報もインターネットを通じて掲載されるようになりました。
それまでは、テレフォンレデイの求人を探すときに、こそこそと「女性のための高収入!」的なものを購入していた私ですが(しかも、在宅で出きる仕事なので、事務所の新規開拓のため、出張で県外に行ったときに購入していたという)、この頃はネットで探すようになりました。
そこで新たに見つけたお仕事が「メールレディ」です。事務所によっては「メールオペレーター」と表現されていました。
ネット上の掲示板に男女がお互いプロフィールを書き込み、それを見て気に入った人がコンタクトを取るというシステムです。
今までやっていた「伝言ダイヤル」のネット版のようなものです。
スマホのチャットサイトでは今でも健在のシステムで、チャットではなくメールのやり取りを地道にして、月に数万円稼いでいるという主婦やOLはたくさんいます。
私はツーショットダイヤルよりは、伝言ダイヤルのお仕事の方が性にあっていました。どちらも空いた時間でできる仕事だけど更に細切れの時間でできるのが伝言ダイヤルだったからです。
そんな私でしたので、すぐにこのお仕事に応募しました。
登録は以前のテレクラのように紙の登録書ではなく、フォームやメールでの送信でした。
ただし、スキャナやデジカメはまだそんなに普及してなかったので、身分証明はコピーをメール添付したり、ファックス送信していました。
番組によって、IDはひとつだったり、IDはひとつだけどキャラクターは無限に作れるところがあったりとパターンは違いましたが、物珍しさもあってがんがん稼げていました。
単価は受信1通15円~20円くらいでしたが、こつこつやって月50000円くらいにはなったかと思います。
ただ、キャラクターを無限に作れる番組では、Excelで作った表で管理をしないとどのキャラかがわからなくなるので、タイトルのとおり「私の名前何だっけ?」と自分がいまやっているキャラがわからなくなって、本当に大変でした。
そんなこともあって、最終的には地域ごとでキャラを変えられる番組で、土地勘のあるところに絞って、自分の素に近いプロフィールでお仕事をしていました。
こちらも、最終的には会いたいという男性が多かったけど、テレフォンレデイ同様、運営側からは騙すことになるので決して会う約束はしないように、とのお達しがあってました。
当然会う約束はしなかったし、なんだかその約束を取りつけるまでにポイントを消費してもらうのが心苦しく、途中からはもっぱら悩み相談とか、本当にお話ししたいという人だけとメールしていました。
女性はガラケーからだと通信料が莫大にかかる時代だったので、ほとんどの人がパソコンからメールの送受信をし、男性はガラケーというやりとりだったのですが、女性もガラケーからメールしているように見せかけないといけないため、「パソコン特有の誤入力をしない」という文言がマニュアルも掲載されていました。
この頃は、仕事から帰って寝るまでの間の1時間程度を使ってお仕事をし、大体月収7万円でした。